平成29年度 地域情報化推進調査報告書「地域情報化の現状や課題等についての調査報告書」を提出しました。

 

2018年3月30日に平成29年度地域情報化推進調査報告書を調布市に提出しました。

当報告書は当団体が電気通信大学 三木哲也教授が代表を務める「調布地域情報化推進協議会」に調査・執筆の協力を依頼し、「非営利型株式会社Polaris」が編集・校正を担当し、とりまとめたものです。

以下、「まえがき」より。

特定非営利活動法人調布市地域情報化コンソーシアム(CLIC)が事務局を務める調布地域情報化推進協議会は、「調布市における市民・市民団体・事業者・教育機関・公共機関等が連携・協力して地域活動の活性化・高度化を図り、「みんなが笑顔でつながる・ぬくもりと輝きのまち調布」の発展に寄与すること」を目的として、ICT(情報通信技術)を効果的に活用して市民等の交流や地域活動の一層の促進を図ることとしている。

当協議会はこの目的に沿って発足以来、オリンピック・パラリンピックを契機に地域活動を盛上げることを目論んだ「調布アイディアソン・ハッカソン(2016年11月12~13日)」、調布地域の子育て環境の改善に向けた「調布の子育て情報・意見交換会(2017年2月19日)」などを開催してきた。

今年度は、まず初めに地域情報化動向の基礎的な調査として、我が国のネットワーク環境の変化とユーザが日常的に利用している情報メディアについて調査し、社会の情報化の実態を明らかにした。さらに、近年各地で取り上げられているデジタルサイネージの現状と課題に関する調査を実施した。

一方、ICTの発展・普及が急速に進んでいることを考慮すると、一般的な調査とは別に調布地域の実情を踏まえて、今後アンケート調査などによって中長期的に取り組むべきテーマを明確にする必要がある。そこでアンケート調査の効果を高めるために例示する地域情報化テーマを検討した。

さらに、これまでの活動経験を踏まえて、調布地域情報化推進協議会の今後の在り方を検討してまとめた。

本報告書は、CLICが調布地域情報化推進協議会に協力を依頼し、それらの調査・検討の結果を取りまとめたものである。