合併趣旨書

 

※当団体は「特定非営利活動法人ちょうふどっとこむ」と2015年8月2日に合併いたしました。

 様々な情報伝達手段の発展により、地域情報がいつでも手軽に届くことが市民の利便性を向上させ、地域社会の課題解決の一助になるとの考えから、地域コミュニティの情報交流の場としての「地域ポータルサイト」及び「情報収集・伝達媒体」の普及・啓蒙事業を活動内容として特定非営利活動法人調布市地域情報化コンソーシアム(以下、CLIC)を2004年に設立しました。

 また、地域ポータルサイトを中核として、地域情報の発信・交換の場を整備することで、暮らしやすいまちづくりと市民の利便性の向上に継続的に寄与することを設立趣旨として、2004年に特定非営利活動法人ちょうふどっとこむを設立しました。

 しかしながら、CLICでは、これまで、地域情報化について「どうあるべきか」を内部で話し合うことが中心で、実務として「何をするのか」、人材や収支など「何を得るのか」はちょうふどっとこむに任せていました。一方、ちょうふどっとこむでは、これまで、上記設立趣旨に則り、実務を担ってきましたが、10年以上に渡り実務中心の活動を行ってきた結果、運営方針が事業の成果や評価に重点を置いたものとなり、多彩な人材や団体の参加による、多様な視点や観点を取り入れた運営を行うことが課題となっていました。

 事業の対象地域を同じくし、また設立趣旨が類似する両法人が合併することで、双方の課題を解決し、次のような機能を持った法人を目指します。

  1. 企画した提案を実際に遂行可能な、実務能力をもった法人となります。
  2. 地域情報化の活動をより「見える化」し、市民が効果を実感できる活動で、地域に役立つ法人となります。
  3. 「業務管理」の責任並びに「人材育成」の必要性を再確認し、社会に貢献できる法人となります。

 私達は、合併を行いCLICを存続法人とすることとしました。CLICはこれからも地域情報を市民生活の重要な基盤として位置づけ、「必要とする人」と「発信したい人」を繋げる役割を担い、情報交流の場を創り続けていきます。

 そして、多彩な人材や団体の参加による、多様な視点や観点を取り入れた運営を行うことにより、地域情報化の主体である市民の誰もが生活の利便性を実感でき、安心で暮らしやすい、自立した地域社会の実現のため、事業に取り組みます。